こんにちは、おすしピザ子です♪
わが家は築20年の中古戸建を購入してフルリノベーションしました。
実際に暮らしてみて、中古住宅をリノベーションして本当に良かったと満足しています。
今回は、なぜ中古戸建のリノベーションがおすすめなのか を体験談を交えてご紹介します。
中古住宅は価格が安い

まず大きなメリットは「価格の安さ」です。
中古住宅は新築に比べて安く購入できます。特に戸建は築20年を過ぎると、建物の評価が下がり、ほぼ土地の価格だけ になることもあります。優良な物件が実質「土地代のみ」で手に入る可能性もあるのです。
さらに、築20年以上の物件を選ぶときの大事なポイントは、建築確認日が1981年以降の「新耐震基準」 であること。新耐震基準は震度6~7の地震でも倒壊しない水準です。
より安心を求めるなら、2000年に改正された「2000年基準」の物件を選ぶのがおすすめです。

我が家も築20年の戸建を購入したので、ほぼ土地の値段で手に入れることができました。
中古住宅が安心して買えるようになった
「中古住宅ってちょっと不安…」という方も多いですよね。
欧米では8割以上の人が中古住宅に住んでいます。日本は地震が多い国ですが、古い木造住宅がいまも残っていることを考えると、中古住宅が必ずしも危険とは言い切れません。
近年は空き家の増加が社会問題になっていますが、中古戸建のリノベーションを考える方にとってはチャンスでもあります。
さらに国も中古住宅市場を後押ししており、補助金制度の整備や、ホームインスペクション(住宅診断)の説明義務化、2020年の民法改正による売主責任の見直しなど、買主にとってリスクが減る方向に進んでいます。
そのため重要になってくるのが、中古住宅やリノベーションの知識が豊富な不動産会社を探すこと。
ワンストップリノベーションを利用すれば、リノベ会社や提携不動産会社が「リノベ向きの物件」を探してくれて、同時にリノベ内容や費用の相談もできます。

ホームインスペクションや住宅履歴情報を確認できると、さらに安心です。
理想の暮らしを自由にデザインできる

「新築建売は無難すぎる」「でも注文住宅は高い」
そんな方にぴったりなのが、中古リノベーションです。
リノベーションなら注文住宅のように、デザインや間取りを自由に決めることが可能。
キッチンや洗面所の造作、素材や設備の選択など、構造上クリアできれば、予算の範囲内で理想の暮らしをデザインできます。
こだわり派には特におすすめです。
・中古住宅は価格が安い。
・法整備により中古住宅が安心して買えるようになった。
・建売と違ってデザインが自由に決められる。
デメリットもある
メリットだけでなく、デメリットもありますので書いていきたいと思います。
①住むまでに工事期間がかかる。
売買契約後に工事を行うため、その間は住宅ローンの利子や賃貸費用が二重にかかることも。

我が家は完成まで約4か月かかりました。
②費用が高くつく場合がある
断熱性能や耐震補強、配管工事が必要な場合もあります。シロアリ・カビ・雨漏り・腐食など、基礎や柱の状態確認も重要です。

雨漏りや床下の状態をチェックしてくれる不動産屋さんに相談したり、購入前にホームインスペクションを行うと安心です。
③リノベできない物件もある
ツーバイフォー工法の戸建は間取り変更が難しく、再建築不可物件はローンが組めないケースもあります。
・完成までに時間がかかる
・状況次第で費用がかさむ
・工法や条件によってリノベできない物件もある
まとめ
今回は、中古戸建リノベーションのメリットとデメリットをご紹介しました。
内見時に「古い」「汚い」と感じる物件でも、リノベーションを前提にすれば理想の住まいに変わります。むしろリフォーム済み物件は費用が上乗せされているため、リフォームされていない状態の物件こそ狙い目 です。
しかし、リノベーションしたいのであれば、あらかじめリフォームされている物件はその費用が価格に上乗せされているので、あえてリフォームされていない、そのままの物件がおすすめです。一見ボロボロでも大丈夫です。リノベーションすると理想の住まいに生まれ変わります。
・1981年以降の「新耐震基準」物件を選ぶ(できれば2000年基準)
・中古住宅やリノベーションに詳しい不動産会社を選ぶ
・リフォームされていない物件がおすすめ
「中古戸建を購入してリノベーション」という選択肢もぜひ検討してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました(^^)
この記事を書くにあたり、高橋 正典さんの著書『マイホームは、中古の戸建てを買いなさい!』(ダイヤモンド社)を参考にしました。


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