こんにちは、おすしピザ子です♪
これから戸建を買いたいけど、新築分譲戸建?注文住宅?中古戸建?はたまた中古を買ってリノベーション?色々迷っている方が多いと思います。国土交通省の住宅市場動向調査(令和2年度)では中古戸建を買った方で、70.6%が「中古戸建住宅」同士を比較検討し、次いで 35.9%が「分譲戸建住宅」と比較しているようです。今回は注文住宅は手は届かないけど、新築分譲戸建と中古戸建で迷っているという方のためにそれぞれのメリット・デメリットについて書いていきます。
新築分譲戸建のメリット・デメリット
メリット
- すべてが新品で気持ち良い
- 税制面で優遇されている
- 最新の構造や設備が使用されていることもある
- 瑕疵担保責任により、引き渡しから10年間は無償で主要構造部分の保証を受けることができる
デメリット
- 中古と比べると価格が高い
- 販売経費が上乗せされている
- 間取り、デザイン、コンセプトが決まっている
- 建築中の場合、実際に住宅を確認できない
- 分譲地の中で、周りの住宅と同じ外観になってしまう事が多い
- 近所で同じタイミングで入居する場合、どのような人が住む予定なのか、前もって確認することができない
分譲住宅の場合、住宅市場動向調査でなぜ新築を選んだのか理由について「新築の方が気持ち良いから」と回答している方が最も多いようです。すべて新品で最新の構造や設備が使用されています。その分、販売経費などが上乗せされており、中古戸建と比べて価格は高くなりがちです。また間取りやデザイン、外観が決まってるので、こだわりが少ない、または好みと合っているものが見つけられれば良いと思います。税制面では住宅ローン減税、固定資産税の減税措置などで優遇されます。また新しい分譲住宅地は同じタイミングで入居するので、ご近所付き合いがしやすいかもしれませんよね。
新築はやっぱり気持ち良いよね
中古戸建のメリット・デメリット
メリット
- 同じような条件の新築戸建より安い
- 販売経費など余分な費用がかからない
- 地価がさがらない限り、すぐに値下がりしない
- 実際の物件を見て選ぶことができる
- 固定資産税が安い(建物に関して築年数が11年以上になると経過年数とともに安くなる)
- リノベーションでこだわりたいところにお金をかけられる
デメリット
- 諸費用が新築より高い
- 瑕疵担保責任の期限が短い
- 税制面での優遇面が新築よりも少ない
- すべて中古のため、修繕や取り換えが必要になったり、その費用が高額になる場合がある。
中古戸建は同じような立地や広さの新築戸建と比較すると安いと言えます。住宅市場動向調査によると、分譲戸建住宅の平均購入価格は3,826万円。中古戸建住宅は2,894万円で932万円安いです。また戸建は築20年ほどで、土地の価格だけになってしまうことがほとんどで、きちんとメンテナンスをしてきた優良な建物が、ほぼゼロ円で手にはいる可能性もあります。中古住宅購入の際の諸費用は、物件価格の7%~10%程度で、新築戸建の3~5%程度と比較すると高くなります。物件は実際に見て、風通し、日当たりなどを確認できます。あらかじめリフォームなどされていない物件を選べば、こだわりたいところにお金をかけられます。一方で、保証の面や隠れた不具合、耐震性や断熱性、給排水管などの設備の老朽化が心配という方が多いようです。
価格は安いけど、中古住宅を買うのは心配もあるよね
中古住宅への不安を解消するには?
住宅ローン減税を使える物件を選びましょう
条件でネックになってくるのが、「木造などの住宅の場合、築20年以内」ということです。しかし築年数がクリアできない場合でも、耐震基準に適合していれば住宅ローン減税を受けれます。
ホームインスペクション(住宅診断)を利用したり、住宅履歴情報を確認しましょう
ホームインスペクションとは住宅診断士が、住宅の劣化状況、不具合事象の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見きわめ、アドバイスを行ないます。2018年4月より、中古住宅取引の際にホームインスペクションの説明が義務化されました。売買契約の前に利用すれば安心して購入することができます。耐震性や断熱性、給排水管に問題があれば、その工事も必要になってきます。
中古住宅に詳しい不動産屋さんを探しましょう
中古住宅や建築の知識が豊富である不動産屋さんをおすすめします。不動産屋さんにとっては中古よりも新築のほうが手間がかからないし、場合によっては得る手数料が高くなったりします。実際わたしも中古物件を探していても、新築をすすめられました。初めから中古戸建を購入してリノベーションしたいと決まっていれば、リノベーション会社が提供している、ワンストップリノベーションサービスを利用するのも良いと思います。
瑕疵(かし)担保保険の加入があるリノベーション会社を選びましょう
リノベーション工事に瑕疵(柱や基礎など構造の主要部分などの重大な欠陥)が見つかった場合の補修費用をまかなうためにリノベーション会社が加入します。ホームインスペクションと合わせて、瑕疵担保保険も加入していれば安心して買うことができますね。
最近では安心して中古物件が買えるようになってきたね
まとめ
今回は新築分譲戸建と中古戸建を比較してみました。これから戸建を買いたいけど、迷っている方はぜひ参考にしてみてください!それぞれメリット・デメリットがありますので、ご自身や家族のライフスタイルに合わせて一番よい選択が出来るといいですね♪
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